<東京駅赤レンガ駅舎>
  
  Photo by M Takahashi

今秋、ついにJR東京駅丸の内赤レンガ駅舎が創建当初の姿をお披露目しました。
明治建築界の第一人者である辰野金吾の設計による赤レンガと白い花崗岩を用いた建物は「辰野式」と呼ばれ重厚な中にも趣を備え鮮やかによみがえりました。

屋根の一部には東日本大震災で甚大な津波被害を受けた石巻市の雄勝産「天然スレート」が用いられました。当時津波で散乱した天然スレートを職人さん達が丹念に拾い集め、汚れを拭き、整え、駅舎に収められました。

華麗によみがえった赤レンガ駅舎を一目見ようと連日多くの人々が訪れています。