<神奈川県横浜市>
キングの塔(神奈川県庁) 地図をクリックすると大きく表示されます
クィーンの塔(横浜税関)
ジャックの塔(開港記念会館) 横浜開港資料館
Photo by T&M Takahashi

2009年、横浜は開港から150周年を迎えました。
横浜は貿易により大きな発展を遂げました。その昔アメリカやヨーロッパ、中国から貿易商人が集まり、生糸を中心とした取引に町は賑わい活気に溢れていました。商館と呼ばれるモダンな建物も多く独特な町へと発展を続け、その面影は街のいたるところに色濃く残っています。エキゾチックな建築物は歴史と文化を今に伝え、横浜を訪れる人の目を楽しませています。

横浜三塔とは神奈川県庁(キングの塔)、横浜税関(クイーンの塔)、横浜市開港記念会館(ジャックの塔)を称し、市民に親しまれています。なかでもジャックの塔は国の重要文化財として指定され、外装、内装ともレトロな建物は今も公会堂として利用されています。館内にある開港当時を描いたステンドグラスや美しい飾り窓はとりわけ印象的で、昨年はドラマ「坂の上の雲」の撮影場所にもなりました。
三塔はいずれも横浜港の近くに建ち、この三塔を同時に見える場所すべてを歩くと願いが叶うという都市伝説が生まれました。

また、港の近くにある開港資料館は、1854年ペリー提督が上陸し日米和親条約を締結した記念すべき地に建っています。横浜の開港当時からの歴史的な資料が収集されていて、貴重な資料を間近に見ることができます。

(資料館は4月まで工事のため休館です)