< 赤岳鉱泉 >
Photo by T.Takahashi  

冬の良く晴れた日に八ヶ岳の景色を眺めながら美濃戸口から北沢を経由して赤岳鉱泉まで歩いてみました。

以前、秋に同じ道を歩いた時はこれから見えてくる景色を考え、胸を躍らせていましたけれど、今は静かな山の音を聞きながら雪道を踏みしめて行きます。

やがて赤岳鉱泉が近づいてくると、大同心・小同心と呼ばれている奇妙な形をした岩峰が目に入ってきます。
横岳西壁に位置する大同心・小同心は岩登りの名所として知られ登山者の登高意欲をかき立てているようです。
とりわけ夕陽に照らされ神々しく輝く大同心は訪れる人の心を捉えて離しません。
最近では「冬の大同心を見に行こう!」という山岳ツアーも催行されているようです。

さらに、赤岳鉱泉では12月も半ばになる頃、人工氷瀑アイスキャンディーが創られ、アイスクライミングの練習場所として初心者から上級者まで愛好者たちで賑わいをみせています。